【法政大学システムデザイン学科】燕市の技術をつかって新しいデザインを考える

10月29日、法政大学デザイン工学部システムデザイン学科ヒューマニティデザイン研究室の安積ゼミナールが燕市内にてゼミ合宿を行いました。

安積ゼミでは既に存在している高度な技術や、先進的な技術をつかった、デザイン制作を行っています。

HumanityDesignLab | News (hosei.ac.jp)

今年の安積ゼミは燕市の金属加工産業に注目し、安積ゼミに所属するゼミ生25名は、燕市を訪問し、実際に金属製品を製造する現場の見学を行いました。

<当日スケジュール>

8:30燕三条駅 到着
9:00~11:00株式会社 アベキン
一菱金属 株式会社
 → 2チームに分かれ、ピストンで2社の工場見学
12:00~13:00昼食
13:00~14:30燕市産業史料館
 →燕市の産業の理解+「伝統工芸 鎚起銅器」体験
14:30~17:00株式会社新越ワークス
 → 工場見学+作業体験
 → デザイン制作のためのヒアリング

つばめいとでは、燕市内にある企業の工場見学をコーディネートいたしました。ご協力いただいたのは「株式会社アベキン」・「一菱金属株式会社」の2件で、いずれも一貫生産が強みとなっています。

金属製品における一貫生産の現場を見ることにより、普段手に取る製品、街で見かける製品が完成していくまでの加工工程についても理解を深めました。

こちらの企画は、受け入れ企業がスポンサーとなり、学生たちの研修費用、プロトタイプの製作費などを負担することになっています。プロトタイプの完成は2022年2月を目標としています。

当日のスケジュールには実際の加工体験も。

企業は学生たちにとっての「現場の技術を使った実践的な学びの場」を提供することに協力し、それと同時に学生たちとの連携に前向きな姿勢で協働しています。

学生たちは実際に工場での作業体験を通じ、金属の特性などを肌で感じながら、デザインのアイデアの参考にしていました。

工場の中で行われている作業は、いずれも学生たちにとっては新鮮な光景であり、刺激となっていたようです。

これから11月~1月にかけて、大学では、企業とのオンラインによる技術指導やフィードバックなどもはさみながら、デザイン制作が進められていきます。

この日帰りでの企業体験を経て、大学に帰ってからのデザイン制作がより充実したものになることが期待されます。

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