【インターンできる会社紹介】株式会社アベキン

企業名

株式会社 アベキン

業種

インターンシップコーディネーター若林が阿部社長にお話を聞いてきました！

何をしている会社ですか？

『スチール製の家具や什器（ショップなどで商品が陳列されたり飾られたりする棚）を製造しています。これまではOEMが中心でしたが、最近はアベキンで「コレを作ってみよう！」でサクッと作って売りだすこともあります。』

アベキンには、ものを作る時に自社だけで完成させることができる「一貫生産」が確立しており、あらゆる依頼にスピーディーに応えることができる。これはアベキンの強みでもある。

玄関には、アベキンがこれまで携わってきた家具や什器が並んでいる。これらは空港のラウンジやホテルのロビーなど、高級感を重視する場所で使われており、素材や加工処理など、細部へのこだわりを感じることができる。

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『ハイブランドのものを自分たちの手で作っていることに、やりがいと誇りを感じています』という話す阿部社長。社長室の応接用の椅子は、今まであまり座ったことのない感覚の座り心地だ。

会社はどのように動いていますか？

『番頭、リーダーの方たちが本当に有能なので、そのおかげで色んなことに挑戦することができています。』

製造することがアベキンにとって重要な作業であることは言を待たないが、製造を強化することにも手を抜いていない。近年は、製造するものを依頼を受けて作るだけでなく、デザインを考えるところから作るための人員、また、品質や工程などの管理をする人員も増強されている。

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また、M&Aも進めており、既存のアベキンだけでは足りない技術やノウハウを、企業ごと獲得している。その中には、腕時計の部品など、金属の精密加工を得意とする非常に高い技術を持つ企業などが含まれている。

番頭と呼ばれるリーダーは、各部署・各グループ会社に深く関与し、会社内にあるコミュニティが効率よく気持ちよく機能するようにマネジメントし、時には個人を尊重している。また、そのマネジメント能力を次の世代へと確実に受け継いでいる。それによってアベキンの組織全体のフットワークの軽さが実現している。

M&Aで獲得した企業は、アベキンが持っているスピーディかつ丁寧で確かな価値を提供する”アベキン・ポリシー”を共有しているので、いずれの会社も、顧客の信頼を獲得し、有能な社員を育成し、変わることへの関心を保持していた。

なぜやっているのですか？

『未来を創っていくために、新しい出会いを求めて、新しい製品開発、新しい仕事に挑戦しています。せっかく新しい仕事をするならやりがいと誇りがあった方がいいし、そうゆう仕事を社員と一緒に続けていきたいですね。』

十数年前まで、アベキンの経営状況は良くなかった。阿部社長が経営に携わると同時に、経営を健全にすることを目指し、企業での内製化を始め、設備と人員を補強し、全国的に大きい小売商業施設とのパイプを獲得した。社屋や工場も変わり、社員の取り巻く環境は改善され、仕事内容も変わってきた。「一貫生産」という強みもここで培われた。

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阿部社長の経営を良くしていこうとする意欲はこの時から停滞せずに、発展し続けている。積極的なM&Aについても、”やれることが増える”ことと、相乗効果に期待している。

将来のビジョンを聞かせてください

『若い人たちから”アベキンで働いてチャレンジしたい”と思われるような会社にしたい、と思ってるんですよね。そうやって、きてくれた若い世代と”やりがい”と”誇り”だけじゃなく、”達成感”も一緒に得たいんですよ。』

この十数年で様々な変化を経て、確実に発展してきているアベキン。その変化によって、「自社のサービスが変わってきている」という。それに対応するためには、これまで以上に「広報」・「マーケティング」に重心を置かなければならないし、若い人材からもやりがいがあって、未来につながっていると思われる仕事をしなければならないと考えている。

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時代や環境、もちろんコロナウィルスが変えた市場にも柔軟に対応し、これを商機ととらえて、伸ばしていきたいという意欲もある。そのために様々な変化を敏感に察知し、燕でも時差なくその変化に対応するため、現在では東京に出張所を置き、多様な業種や人々との出会いに奔走している。

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アベキンは、若い人材の新しい考えや挑戦を「武器」にする準備ができているし、その「武器」が見せてくれる新しい景色を楽しみにしているようでもあった。

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