企業名
江部松商事 株式会社
事業内容
江部松商事は皆さんが普段食べている「外食」を調理する道具を物凄く沢山取り扱っている卸売業者。顧客は大手レストランチェーンやホテル、業務用の食器の販売業者など、全国各地と取引をしている。取扱う商品の数は約9万点。商品は多岐にわたり、食器や調理器具などの他にも「食」に関わるものを幅広く取り扱っている。
インターンシップコーディネーターの若林が江部社長にお話を聞いてきました!
何をしている会社ですか?
『私たちは、レストランのシェフが使っているものやホテルのビュッフェに並んでいるもの、スーパーでお惣菜を調理する時に使っているもの、コンビニのお弁当を作っている食品工場で使われているものなど、「調理」を仕事とする方々の使う道具をほとんど取り扱っています。』
『調理する皆さんのニーズに合わせて、各地から取り寄せたり、時には商品を考案し、メーカーと協力して商品を開発したりして、便利で働きやすいキッチン・厨房を目指しているんです。』
『お金を払って食べるものにはすべて関わっています』と言う江部社長の言葉通り、シェフの傍らには江部松商事の道具がある。
レストランやホテルのバンケットで見るものは全て届けることができ、「え?こんなものまで?」と思うほど、取扱商品は幅広く、種類も多い。江部社長はカタログを見ながら『辞書みたいでしょ?』と照れたように笑っていた。
どのようにやっているのですか?
『従業員数は約170名、営業部・物流部・テレマーケティング部・総務部の4つの部署に分かれています。営業部は、お客様が全国にいるので、各地域のお客様に定期的に会って対話をしています。飲食店の皆さんと話したり、また、仕入先のメーカーさんと話したり。作っている人と使う人との橋渡しの役ですね。』
最近では、社内での課題に対し、年齢・立場がバラバラのメンバーでプロジェクトチームを作り、取り組んでいる。
『女性だけのチームで新しい”トング”について話し合ってもらっているんですよ。社員からのアイデアを、いろんな形でもっと引き出していきたいですね』
なぜやっているのですか?
『レストランのシェフと一緒に、外食をしている人を楽しませたいんです。』
江部松商事の仕事は、調理する方たちに「便利」を提供するだけでなく、「便利」の先にある、食事を召し上がるお客様の「楽しかった!」にもつながっている。また、食事をする場所を快適にすることもできる。
世の中の「楽しかった!」を増やしていくことが江部松商事の仕事だ。
将来のビジョンを聞かせてください
『社員一人一人の “やってみたい” を活かす会社にしたいですね』
歴史のある企業なので、時にはルールに対し、時代に合わない古さを感じることもある。そのルールに反することでも、お客様に寄り添ったときに「これをやりたい」と思うなら年齢に構わずに意見があがり、会社はそれに耳を傾け、受け入れるべき、という志向を持っている。
従業員間で、普段は言えない感謝の交換をしている。
『私自身が ”これだ!ついてこい!” と言える強い社長じゃないんですよ』と、江部社長は言う。そこからは社員を信頼しているという姿勢が見える。「いつも社員が楽しそうに生き生き働いている」会社にするのが目標だ。
企業情報
江部松商事 株式会社
〒959-1277
新潟県燕市物流センター3-20
TEL:(0256)63-2569
FAX:(0256)63-3249
HP:https://www.ebematsu.co.jp/
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Email: info@ebematsu.co.jp