【はたらくひとインタビュー】江部松商事 小林さん

あまり力を入れずに入社したんですが今となってはそれが良かったと思います。

燕市で活躍する先輩インタビュー

お話をうかがった先輩:小林さん

(江部松商事株式会社 2009年4月入社  営業)

【ある日のスケジュール】

7:45出勤・前日の残務確認
8:00メールチェック
9:00お客様への対応
11:00出荷チェック
13:00出荷作業
17:10退勤

江部松商事に就職したきっかけは?

学校の卒業が近づき、就職先を考えていた時に、知人から江部松商事について「こんな会社あるよ」という話がありました。

もともとは、石油の掘削について勉強しており、そちらに関心もあったので、その方面の仕事をするんだろうなぁと思っていました。正直、江部松商事についても「卸売をやっているところ」ぐらいの理解でした。

でも、紹介してくれた知人の方を信頼していたので、入社することにしました。それほど力を入れずに入社したなぁという感じですが、でも、今となっては、それが良かったと思っています。

どんなふうに働いていますか?

入社したばかりの頃は、周りがみんな大人だらけという印象で、しかも業界も仕事もわからない状態でしたし、戸惑いと緊張がありました。誰に対しても声をかけずらいな、と感じていたと思います。

でも、少し経つと、会社の人たちの人となりも見えてきて、会話を重ねて、徐々に自分を取り巻く雰囲気も変わっていきました。自分を応援してくれたり、フォローしてくれたりする先輩たちにも恵まれました。

入社より所属していた「物流部」で5年目を迎えたころ、もっと顧客に近い場所で、直接ニーズを拾い上げたいという意欲が芽生えてきました。「10年後に向けてもっと成長したい」という思いから、「営業部」への異動を上司に相談、それはすぐに受け入れてもらえました。

現在では、新潟県のお客様への営業を担当しています。

ただ、このコロナウィルスの影響で、営業のやり方を変えざるを得ない状況になっています。リアルでの展示会はキャンセルや規模縮小が相次いでおり、web等での広報に切り替えなければならなくなりました。

まずはコロナへの対応として、メルマガの配信を始めました。それが功を奏して、今までコンタクトが取れなかったお客様との新しいパイプが生まれ、自分自身は新しいことに挑戦したことによる能力アップを感じています。

また、最近は私がメイン担当となって、県内のユーザーの皆様をお呼びする「江部松商事 社内見学会」の企画を進めています。これを通じて、消費者の方の声を商品開発に生かしたいと考えています。

「社内見学会」ではショールームを社員で飾り、お客様を招いた

休日は子供とのサッカーを楽しんでいます。お客様とは子供のサッカーつながりで話すこともあるんですよ。

今後の目標は?

「ユーザーに近い商社でありたい」という気持ちから、毎週水曜日と金曜日に、江部松商事の取り扱う道具を使うキッチンカーから来てもらっています。これも新しい挑戦です。

今は、自分がやれることも増えてきて、色々なことにチャレンジもできて、とにかく経験を積み重ねているところです。正直、そこからどうつながっていくかはまだ想像ができていません。

それでも、とにかく目の前にある新しいチャレンジに真剣に向き合い続けていきたいです。向き合い続けていった自分は想像できないけど、楽しみかな。

あと、子供とサッカーを蹴り合うことができるだけの体力は保持しておきたいですね。

淡々と、着実に江部松商事のチャレンジに取り組む小林さん。社内ですれ違う従業員の方々と小林さんとの会話は誰とでも親しく、笑顔で交わされていました。会社に対しても、仕事に対しても、周りの人に対しても正面から向き合い、でも冷静さを欠かない。そういう小林さんに、周りの人は新しいことをしてもらいたいと思うし、応援したくなるんだろうなぁと思いました。